2024/1/14


「3秒の至福の日のこと」


深夜なのか早朝なのか、3時半。

隣の布団でくずり出した息子を抱き上げる。
まだ眠りの中にいる人たちを起こしてしまわないよう、安心できる別の部屋に行く。

ふっくら柔らかな丸い体に、キルティングロンパース、その上にフリースのスリーパーをまとっているから、抱き枕のような、湯たんぽのような、
心地よくて温かな塊になっている腕の中の子。

この寒い時間帯にちょうど良くて、これは新しい冬のあったかアイテムかな、
なんて思いながら無意識に顔をうずめる。

ほんの少しだけ浸ったら、
反り返って抵抗し始めた子どもに、強制終了させられるたった数秒の情緒的な時間。

2024/1/10


「遡ってありがとうの日のこと」


ネットで見かけたある人の習慣に感化された父ちゃんの思いつきで、1ヶ月前くらいから寝る時に

「生まれてきてくれてありがとう」

と言ってから布団に入るようになった我が家。

今日、夜ご飯のあとに遊んでいると、娘が私に

「ママちゃん、生まれてきてくれありがとう」

と言った。


こちらが産んだ子から、そう言われるのは何だか変な感じだったけれど、
考えてみたら私が生まれてこなければ、あなたもいないし、あなたと出会うこともなかったね、と思った。


我が子のことは、いつもいつもかけがえのない存在だと思っているけれど、
今ここに自分が存在していることも、とてつもなく素晴らしいことだと、
そう気づかせてくれた日のこと。